もしも子どもが野球に興味を持ったとき、野球をやってみたいと言ったとき、まず最初にすべきことは何でしょうか。それは、野球チームを探し、子どもに合ったチームに入部することです。ここでは、少年野球を始めるのに必要な手順を紹介します。
野球チームを探す
まずは、近くにどのような野球チームがあるのかを探しましょう。通える地域にスポーツ少年団などの野球部があれば、そこを見学するのが手っ取り早いです。小学校の友だちもそこにいることが多いでしょう。
チームでホームページやブログを作成している場合はそこから連絡もできますが、なければ学校内や地域のスポーツ店にチームのお知らせが掲示されていることもあります。既に所属している子に練習場所や練習時間を教えてもらって見学に行ってみましょう。
スポーツ少年団以外にも、硬式のボーイズリーグ、リトルリーグのチームが存在する地域もあります。プロ野球チームが野球教室を開いていたり、その他野球教室が近くにあれば、選択肢は広がります。地方だと通える範囲でそういったチームや教室がない場合も多いですが、野球未経験であれば、軟式のスポーツ少年団から始めるので十分だと思います。
- 地域のスポーツ少年団(軟式)
- ボーイズリーグ(硬式)
- リトルリーグ(硬式)
- 野球教室(軟式/硬式)
まずは地元のスポーツ少年団を見学するのがおすすめです
親子の熱量をそろえる
野球を始めるにあたって、早い段階で親子の熱量を確認しておきましょう。どのスポーツでもそうですが、道具をそろえるのにはお金がかかります。すぐに投げ出さずに練習を続けられるか、きちんと子どもに確認しましょう。見学や体験入部は、活動のイメージがつかめるためおすすめです。
子どもが野球を始めると、親も大なり小なり負担は増えます。習い事や他のスポーツでも同様ですが、練習場所や時間によっては送迎が必要だったり、お弁当が必要になったりするでしょう。所属するチームによって保護者に求められる役割は多少違いますが、土日に練習があるチームも多いので、そのお手伝いが求められることもあります。
一緒に頑張ろう、と最初に心の準備をしておきましょう。どうせやるなら嫌々より楽しんだほうが続けるのが苦になりません。
道具をそろえる
いよいよ野球チームに入ることになると、道具が必要になってきます。チーム事情によって異なりますが、貸出可能なものもあるので、最初に個人で購入するものはおおよそ以下のものです。
- グラブ
- スパイク(トレーニングシューズ)
- 練習着
見学の段階ではグラブも貸してくれることが多いと思いますが、長く使うことになるので大きさやフィット感など、自分に合ったものを購入しましょう。始めのうちは普段の靴でも問題ないですが、足の保護のためにスパイクもあったほうがいいです。
チームによっては、チームカラーで道具をそろえている場合があります。確認した上で選ぶようにしてください。練習着もチームでTシャツをそろえている場合はそちらを購入することになりますが、ズボンやベルトは各自で準備します。バットはチームのものを借りるので十分だと思います。練習に慣れてきたら自分の体格にあったものを選ぶのをおすすめします。
まとめ
少年野球を始めるにあたって必要なことを簡単に紹介しました。
- 野球チームを探す
- 親子の熱量をそろえる
- 道具をそろえる
お子さんが野球を始めたいと言ったら、まずは始められる環境を一緒に整えてあげるといいですね。